麺類大好き

愚にもつかない(推し、レビュー、tips)

体調を崩したら、JO1にはまっていたーまだギリギリJAMではないと自認する人間による沼落ちブログもどき

2024年2月某日、私は高熱に魘されながら、たしかに号泣していた。

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感染症に罹患したことにより降って沸いた一週間の休暇、下がらない熱と止まらない咳に苦しみながらひたすら夢中になったのは、『PRODUCE 101 JAPAN』だった。
当エントリでは、突如として日プ無印とJO1に足を取られた憐れな人間の一ヶ月にわたる七転八倒をつらつらと述べていく。
(※当エントリは2024年3月に執筆され、そのまま眠っていました)

視聴のきっかけ

そもそも日プ無印を見たきっかけは、日プ女子にはまったからだ。
私は基本二次元に生息するオタクで、そこから派生した2.5次元俳優や俳優グループの推しはいるものの、熱狂的に応援しているわけではなかった。もちろんアイドルの推しもいない。
日プ女子が放送されているのは知っていたし、日プといえばJO1だったような……というふんわりとした知識はあったが、自分から見ようとは思わなかった。
しかしハロプロが好きな友人の勧めで日プ女子を視聴したところ、まんまとはまってしまった。すでに最終回間際だったが配信を見返して、推しに投票し、彼女は無事デビューを果たした。
これからはME:Iとして応援できるの嬉しいな〜〜〜そういえばレミノの広告でちょくちょくJO1さんとINIさんが出てきてたな。やっぱり元祖は履修しておくべきだよな。よし、ちょっと見てみるか!
そこが分岐点だった。
そして、このタイミングで某感染症に罹ってしまった。

 

寝食風呂トイレ以外日プ

それからは怒涛だった。
体調不良によりベッドの住人となった私の、寝食風呂トイレ以外日プを視聴する日々が始まった。

 

ここからは各話のおおまかな初見感想を述べていきたいと思う。熱で意識が朦朧としていたので胡乱な部分しかないがご容赦いただきたい。

 

まず顔合わせ、1位席争奪戦で腕相撲が始まったことに驚いた。まばたき我慢がレギュレーションじゃなかったんだ。上位席に座る人、あえて最下位席を選ぶ人、とりあえず空いている席に座る人……。それぞれの性格や戦略が見えてくる。モニターに自分の予想順位が表示されていたのも面白かった。

 

レベル分けテストはシックスパックスの衝撃と面白さに全てを持っていかれた。あれはずるい。豆原さんのパフォーマンスに対する「セブンティーンやん!」という掛け声が良かった。日プ女子でも思ったが、レベル分けの段階ですでに練習生によって分量に差があり、切ない気持ちになる。


レベル分けテストが終わると再評価テストがやってくる。再評価期間の練習生たちは肉体も精神もギリギリなのが見て取れて、こちらまでしんどくなってしまう。内田さんの「悔しくないわけないじゃないですかそんなの」と、A-MONさんの「もう守ってる暇なんてないよこの先」は歴史に残る名言だと感じた。そしていよいよ主題歌収録、ステージに上がれなかったFクラスの方々の悔しそうな表情に胸を打たれた。

 

続いてポジションバトル、一番印象に残ったのは『DNA』1・2組だった。完成度でいえば1組に軍配が上がりそうだが、見ていてワクワクするのは2組だったと思う。というか鶴房さんの笑顔のインパクトが凄かった。これまで圧倒的な尖りを見せていた鶴房さんの無邪気な笑顔……当時の国プも大騒ぎだったのではないだろうか。ストーリー展開としては『HIGHLIGHT』も非常に良かった。川尻さん、とんでもない重責を背負っていたのだろうな……。


グループバトルは『FIRE』が好きだった。また『Wake up!』にて、メインボーカルである宮里さんが「4ヶ月でプロにならなきゃいけないんだから、素人っていうのは通用しない」と言い切っていたのが印象的だった。


来たるコンセプトバトル。もはや全部良い!と思ったが、中でも『クンチキタ』が至高だった。激熱胸熱。これまで飄々とした印象があった木全さんの秘めた情熱にグッときた。

 

姫ビジュアルセンターは汐チャミ推しだ。ギャルが好きだから。

 

ここまででビハインドもあらかたチェックし、本編で分量の少ない練習生にもスポットが当てられていたことに安堵した。

そして最終回、彼らの輝きに魅せられ、高熱に喘ぎながら号泣する成人女性の姿があった。紆余曲折ありながら成長した青年たちのパフォーマンスはあまりにも眩しく、美しかった。伝わってくる確かな絆が、信頼が、これ以降少なくとも日の当たる場所ではまず見られないことを思うと、もう涙が止まらなかった。散々言い尽くされたとわかっていながら、全員でデビューして欲しいと思わずにはいられなかった。
デビュー組による配信まで見終え、私の日プ無印は幕を閉じた。

 

ちなみに配信を見た限りでの推しMEN(この言葉、何?)は小松倖真さんと寺師敬さんだ。出世しそうな人が好きだから。

 

総評

個人の所感として、日プ無印よりも女子の方が番組としてもパフォーマンス全体を通してもクオリティが高く、洗練されていたように思う。(2はまだ見られていない)
ただ、無印にはそれだけではない、視聴者を夢中にさせる魅力があった。
そもそもサバイバルオーディション、ひいてはアイドルとはパフォーマンス力の高さだけで評価されるものではない。
例えて言うなら甲子園のような、若者の頑張りそのものをコンテンツとしているような……。
私は元々パフォーマンスが良ければ演者の人間性は二の次!グループの仲が悪くても仕事として成り立っていればいいでしょう!派のオタクだ。人間性が練習生に対する評価の多くを占める日プというコンテンツになぜここまでのめり込んだのか、自分でも皆目見当がつかない。
しかしはまってしまったものは仕方ない。私は思考を放棄し、再びレミノアプリを立ち上げた。ちなみに日プ無印&2再配信および日プ女子無料配信は4月1日までのようだ。(※追記…2024年3月時点ではこの認識でしたが、5月現在日プ全シリーズとも配信中です)

 

お気に入りパフォーマンス(日プ)

以下、お気に入りパフォーマンスを列記していく。
OTT2組
ストーリーも含めて好き。振り付けや構成もセンスが光っていて、センターを目立たせようという意図を感じた。だからこそ本田さんがグループ内1位を取ったのが熱い。
ビハインドで本田さんが「流した涙は歴史を変えますが〜」と白岩さんに話しかけたとき、なぜ突然ポエムを!?となったのだが、歌詞だった。

GrandMaster
ダンスブレイクが好き。川西さんと今西さんのハイタッチも熱かった。
YOUNGは儚さに振り切っていたが、グラマスはステージを楽しもうという気概や余裕さえ伝わってきて、それも良かった。
井上さんがハプニングに負けずにラップをかましていたのが最高だった。

クンチキタ
曲が良い。オーディション番組!!!って感じの、ハングリーで直接的な歌詞が好き。
頭で佐藤さんの声が若干上擦るところが楽曲とマッチしている。
木全さんが良い意味でヒップホップに染まりきらずに、上品さを醸し出しているところも良い。

ツカメ〜It's Coming〜
原点にして頂点。「いつまでも夢を見てる お願いそう言って笑わないで」が、練習生の心情を表現していて良い。
川尻さんのチッケムラストのエンディング妖精、一瞬だけ視線を彷徨わせるところが好き。
ツカメは再評価テストを踏まえて視聴するとより感動できる楽曲だが、私が特に衝撃を受けたのはセンター決定までのストーリーだ。
蓮くんがセンターだと発表された瞬間の練習生たちの喜びよう。YouTubeのコメント欄で「オリンピック決定したくらいの喝采」と称されていて笑ってしまった。その後のコメントも、蓮くんってどこまで正解を叩き出してくれるんだ……と畏れすらおぼえる素晴らしいものだった。
101人verはもちろん、ファイナリスト20人verも好き。練習生たちの成長を見られるし、抜かれる箇所がそれぞれに合っていて、良い。

Happiness
可愛いし戦略的。嵐のイメージが強すぎたのか、結果は振るわなかったけど個人的に好き。

FIRE
ストーリーも含めて好きその2。
センターの豆原さんが強かった。このときの鶴房さんと豆原さんの圧倒的シンメ感……。というかみんなかっこいい。曲のかっこよさに負けていなかった。

Black Out
まず曲が良い。失恋ソングが好きだから。あと黒基調が好きだから。
日プ無印全体を通して、與那城さんが歌う「君を抱いて眠ろう」のフレーズが一番好き。

YOUNG
残酷で、あまりにも儚くて、ただひたすらに美しい。
正直YOUNGについて語りたくてこのブログを書き始めたといっても過言ではない。
デビューの可否がこれから決まる練習生たちに、「怖くても散るのさ華麗に美しく」というフレーズを歌わせる惨さよ。
カメラに抜かれる一瞬で爪痕を残そうと、自分を見ろ!と訴求する彼らの魂の輝きよ!
彼らはもう原石ではなく、研磨されたダイヤモンドだと思った。
今更こんなことを言ってもどうにもならないのは百も承知なのだが、11人に入れなかった人が映ると、言いようもなく胸が締め付けられてしまう。
あと川尻さんってシルクのシャツが似合いすぎる。ずっとテロテロのシャツを着ていて欲しい。安藤さんは声量で会場を揺らしていて凄まじかった。

Why?[Keep Your Head Down]
白岩さんの圧倒的正統派センター感と與那城さんの抑揚表現力ボーカル、正反対の魅力が感じられて二度美味しい。
安藤さんはやっぱり声量で会場を揺らしており、すごい。
與那城さんがグループ内1位を取ったときに信じられないという表情をしていたのが印象的だった。彼の表現力や曲とのマッチングが国プに刺さったのだと思う。

 

JO1との邂逅

そうしてYouTubeでも日プを見漁っていると、当たり前だが関連にJO1の動画が上がってくる。
せっかく最終回まで見届けたし、今のJO1がどんな感じなのか見てみるか!え、YouTubeでバラエティまで更新してるんだ、働き者だな〜。よし、ちょっと見てみよう!
そこが分岐点だった。
気づけばHi!JO1を初回まで遡って視聴し、MVやPVにも手をつけていた。またこの展開だ。チョロすぎる。JO1、良すぎる。

 

お気に入りパフォーマンス(JO1)

以下、現時点でのお気に入りパフォーマンスを列記していく。(まだPVを見られていないものもあるので、あくまで暫定)
'La Pa Pa Pam' PERFORMANCE VIDEO
良い意味でイメージを裏切られた楽曲。ラップの構成が面白くて好き。デビュー盤ということで現在に比べたら荒削りな部分もあるのだろうが、それでもここまで印象を残せるのだからすごい。

HOT JAPAN Spectacle Video|YOLO-konde × NEBUTA in AOMORI
(ホットジャパンがなんなのかはよく知らない)
木全さんの「勝利のビール」が、良い。川西さんのラップパート、良い意味で癖がある。男性の長いコート姿が好きだからありがたい。撮影場所がすごい。

'Safety Zone' PERFORMANCE VIDEO
画質どうした!?と思ったのだが、シンプルなスタイリングと綺麗めなダンスが美しくて見入ってしまった。白シャツありがたい。

"LAPOSTA 2023" - JO1 'BOMBARDA' (Original by INI)
ライブ映像が好きなので取り上げたのだが、INIさんの曲だった。カバーでもここまで歌いこなしていて、すごい。あとダンスが揃いまくっている。

 

各メンバーの印象

ここで、日プ→Hi!JO1を一通り見終わった現時点での各メンバーの印象を備忘録として残しておく。これからJO1についてより造詣を深めたときに、どれだけ印象が変化するか知りたいからだ。偏見が多分に含まれるが、ご容赦いただきたい。

金城さん
日プの時点では歌声と未経験の印象が強かったが、後から見返すと本当に良い人なのだろうな、と思った。ずっと優しい。
はきはきしているし、声が良い。歌が好き!知れば知るほど好きになる、スルメのような人。

鶴房さん
日プとはかなり印象が変わった。流川じゃなかった。最近だと鶴ミームが面白かった。奇想天外。
とんでもなく素直で、実直な人という印象。笑顔が可愛い。

木全さん
普段とパフォーマンスのギャップがすごい。滑舌が良い。
日プだと分量が少なかったが、ロイヤルAだったことやクンチキタで印象に残っていた。

姫ビジュアルセンター決めのときの抜群のメイクスキルが好き。

佐藤さん
かっこいい!万人受けするビジュアルだと思う。個人的には短髪が好き。
美しさと醸し出す余裕からミステリアスと捉えられがちなタイプだけど、努力家なのだろうな。
クラス分け評価、ハイステップスがカットされたのは何故だったのだろう。

川西さん
日プの姫!知らない間にT.Kになっていた。ビジュが良い。もちろん歌もダンスも上手いんだと思うんだけど、それと同じくらい表情が良い。カメラ意識というか、もはやカメラを従わせている。
こんなにかっこいいのに圧倒的姫ですごい。姫だけど孤独を愛しているのも、良い。

川尻さん
見た目いかつそうなのにおっとりした性格のギャップ、の中にさらに鋭くストイックな感性のギャップ。二段構え。
バランス感覚が良さそうだし、言動に気を遣っているのがわかって安心して見られる。
そして当たり前だけどダンス、すごすぎる。

豆原さん
精悍な色気がある。金城さんがAquaの豆原さんの「冷えた肌温めて」の色気が好きとおっしゃっていましたが、わかります。私もそう思います。
竹を割ったような性格で、意外と現実主義。だからこそ言動に嘘がなくて、放つ言葉に胸を打たれる。

白岩さん
顔が強い。圧倒的ビジュアル。どこをとっても最強アイドル。ファンに対して誠実で、たくさん気を遣ってくださっているのがわかる。
結構ギャップの王だと思う。王子様系の見た目を裏切るクールキャラ、と見せかけておしゃべりおもしろお兄さん。そしてすごいI。

與那城さん
私的ビジュアルセンター。表現力がある。おおらかで包容力もある。太平洋のような歌声。
初登場時大胸筋で威嚇していたのが面白すぎて、最初はその印象しかなかった。日プでいちばん沸いたケミはよなやすでした。同い年の気安い感じが好きだった。
今の派手髪も好きだけど、個人的にはまた日プ期の髪型も見たい!

大平さん
やんちゃの絆は永遠。
京都人なのとても良い。はんなりしている。
日プで一番好きだったのは、Dominoのパフォーマンス中に抜かれたときのぽわ〜っとした表情。番組側は悔しい!みたいな反応を期待していたんだろうな〜と思うと、大平さんのマイペースさが出ていて良いシーンだと思った。
不言実行の人。ストイックでかっこいい。

河野さん
自分がとんでもなくかっこいいことに無頓着そう。意識していないときが一番面白い。
体育会系!集団競技で生きてきた人!って感じがする。礼儀がしっかりしている。
日プポジション評価のとき、本気で練習したそうなのが伝わってきて良かった。再評価テスト後、「ここからはみんなで合わせることが大事」って言っていたのも印象的だった。協調性と目的意識がある、聡明な人。

 

おわりに

そんなこんなで、身体じゅうの細胞がすべて入れ替わったみたいに、日プおよび JO1のことしか考えられなくなってしまった。
まだ誰が推しかも分からないし、未視聴のコンテンツがたくさんあるし、グッズはバジーノイズのムビチケしか持っていない状態なので、JAMを名乗っていいのか!?と躊躇っている。けれどこれから彼らをもっと知っていきたい!という気持ちは本物なので、とりあえずnon-noを買ってきた。これから読もうと思う。